今日は兵庫県神戸市出身、登米市在住、県立高校教諭の岡崎卓也(以下、おかたく)さんと一緒に丸森町へ災害ボランティアに行って来ました。
朝7時に登米市のおかたくさん宅に集合。
丸森町に着いたのは9時前。
ボランティアセンターで受け付けを済ます前に、町内を見学。
あちらこちらに瓦礫の山があり、被害の惨状を物語っていました。
ボランティアセンターで9時には受付を済ませ、その後10名のグループに入り、民家にお邪魔してその敷地内で土嚢の作製。
だんだんと今日初対面の10人と打ち解けて来て、自己紹介。
福岡県、愛知県、秋田県、福島県、仙台市と、全国から老若男女がこのボランティアに参加していた事に、とても驚きました。
皆さん、災害ボランティアに何度も参加しているベテランさんばかりで、さらに驚きです。
さて、土嚢を作製していると、土嚢袋にカラフルな小学生からのメッセージが書かれたものが混ざっていました。
「がんばれ みやぎけん」という文字に、とても励まされました。
民家の家主さんも、とても丁寧に私たちを迎えていただいて、嬉しい限りです。
今回災害ボランティアを初体験して思ったのは、ボランティアの負担が地味に大きいこと。
まずは、ボランティア保険(数百円程度)というのに自腹で加入、そして交通費(高速料金は申請により無料)、もちろん昼食代等も自腹です。
ボランティア活動と比較するのは不適切ですが、よく地域の植樹祭に参加すると、主催者側で「軍手」、「長靴」、「昼食、飲料」、「タオル」、「参加記念品」等を貸出、配布してくれるのですが、そいうのは全く無かったですね。
着の身着のまま、体一つで、ボランティアには参加出来ません。。
それでも前述したように各地で災害があれば、全国からそこにボランティアが集まるわけです。
これって、凄いことだなと思います。
でもこれが、人間が本来持つ「人を思いやる当たり前の気持ち」なのかもしれません。
さて、もっと被災地にボランティアが集まるにはどうすればいいのだろうか。
被災地のボランティアセンターごとにスタンプラリーを展開して、10個集まるとふるさと納税返礼品がもらえるとか、その被災地で宿泊出来るとか、そういったゲーム的な要素もあればいいんじゃないかなと思ったりもしました。
私も今日の機会を経て、子育ての合間にボランティア活動に取り組もうと思います。
いつか『自分がボランティアされる側になったら』、「この方々は、全国から自分の時間とお金を割いて来てくれてる」という事に、ただただ頭を下げるしかありません。
自分がボランティアに参加したことで、ボランティアをしてくださる方々に対しての感謝の気持ちも生まれました。