宮城県北・岩手県南の食べ歩るき図鑑

<所有している免許・資格>水質関係第一種公害防止管理者・第一種衛生管理者・一般毒物劇物取扱者・第一種作業環境測定士(鉱物性粉じん・金属類)・危険物取扱者乙種1・2・3・4・5・6類 ・消防設備士乙種6類

2021年8月21日(土) ~Reborn-Art Festival 2021-22 石巻市街地エリア A8片山真理

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<雑感>
またまた片山真理です。
どれもとても印象的な作品でした。
4歳が「指、2本しか無いよ」と気づいて。
もしかしたら、子ども達はこの女性が実在する人物ではなく、「作られたもの」と思っているのかもしれません。
指が5本あって「当たり前」、指が5本あるのが「多数派」、指は5本以外「ありえない」・・・。
「当たり前」「多数派」「ありえない」・・・、そんな価値観がいずれ再構築される日も、そう遠くないはず。
だから僕は、作品を通してでも、色んなものを見せてあげたいんだ。
 
片山真理
Mari Katayama
1987年群馬県出身。幼少の頃より裁縫に親しむ。先天性の四肢疾患により9歳で両足を切断。以後、手縫いの作品や装飾を施した義足を使用しセルフポートレートを制作。2011年より「ハイヒールプロジェクト」をスタートし、歌手やモデルとしてハイヒールを履き、ステージに立つ。主な展示に2019年「第58回ヴェネチア・ビエンナーレ」、2017年「無垢と経験の写真 日本の新進作家 vol.14」(東京都写真美術館)、2016年「六本木クロッシング2016展:僕の身体、あなたの声」(森美術館)、2013年「あいちトリエンナーレ2013」(納屋橋会場)など。主な出版物に2019年『GIFT』(United Vagabonds)がある。2019年第35回写真の町東川賞新人作家賞、2020年第45回木村伊兵衛写真賞を受賞。
 
作品番号 :
A8
 
タイトル :
sound of steps
 
制作年 :
2018
片山は、手縫いで再現した身体の部分や、ドローイングを施した義足などと共に撮影したセルフポートレートを展開してきました。旧サウナ石巻会場では片山自身の部屋を想起させる「shadow puppet」シリーズや、自分だけでなくさまざまな人の手がオブジェのモチーフとなっている「bystander」シリーズなど、過去の作品を組み合わせたインスタレーションを行います。
 
展示場所 :
旧サウナ石巻石巻市街地エリア)