髙橋匡太
1970年京都生まれ。京都在住。1995年京都市立芸術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了。光や映像によるパブリックプロジェクション、インスタレーション、パフォーマンス公演など幅広く国内外で活動を行っている。京都市京セラ美術館、東京駅100周年記念ライトアップ、十和田市現代美術館など建築物へのライティングプロジェクトは、ダイナミックで造形的な光の作品を創り出す。多くの人とともに作る「夢のたね」、「ひかりの実」、「ひかりの花畑」など大規模な参加型アートプロジェクトも数多く手がけている。第34回京都美術文化賞(2021年5月)、日本建築美術工芸協会賞 AACA賞(2020年12月)受賞。
- 作品番号 :
- A11
- タイトル :
-
光の贈り物
- 制作年 :
- 2021
「あなたが今、会いたい人は誰ですか?」「その人に想いを色に込めて届けませんか?」——髙橋が今年7月、石巻を中心に呼びかけ、リクエストされた色で「石ノ森萬画館」を照らします。色は日替わりで変化し、その色の背景にある個人的なストーリーが毎日、新聞やラジオで紹介され、地元の役者による色のストーリーの朗読会も開催します。ひとりの人にとっての大切な誰かへ、光に照らされた中瀬の建物は、いつもの見なれた萬画館から、想いを運ぶ装置へと変わります。
- 展示場所 :
- 石ノ森萬画館