1971年生まれ。東京大学工学部建築学科卒業後、2000年に藤本壮介建築設計事務所を設立。主な作品に「武蔵野美術大学美術館・図書館」、ロンドンの「サーペンタイン・ギャラリー・パビリオン2013」、フランス・モンペリエの「L’Arbre Blanc」、「白井屋ホテル」、「マルホンまきあーとテラス」など。2014年フランス・モンペリエ国際設計競技最優秀賞、2015年パリ・サクレー・エコール・ポリテクニーク・ラーニングセンター国際設計競技最優秀賞に次ぎ、2016年Reinventer.paris国際設計競技ポルトマイヨ・パーシング地区最優秀賞を受賞。2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の会場デザインプロデューサーを務める。
- 制作年 :
- 2021
石巻市で2021年に開館したマルホンまきあーとテラスを設計した建築家、藤本壮介がデザインしたのは雲の形をした作品です。藤本にとって雲は憧れのような存在であり、「とてつもなく大きく、さまざまなものをすべて包み込んでしまう究極の建築」と感じるとも語っています。世界中のさまざまな国や地域や状況の上に浮かぶ「世界の大屋根」のような存在である雲にインスピレーションを受けて、「全ての人のための場所」というコンセプトのもと、多様性と寛容性を象徴する場所として考案しました。
- 展示場所 :
- 牡鹿ビレッジ 広場