宮城県北・岩手県南の食べ歩るき図鑑

<所有している免許・資格>水質関係第一種公害防止管理者・第一種衛生管理者・一般毒物劇物取扱者・第一種作業環境測定士(鉱物性粉じん・金属類)・危険物取扱者乙種1・2・3・4・5・6類 ・消防設備士乙種6類

2022年9月11日(日)~Reborn-Art Festival 2021-22 後期 復興祈念公園周辺エリア B9 川俣正 「石巻タワー 2022」(11:50着)

川俣正

Tadashi Kawamata

1982年にベネチアビエンナーレに参加して以来、世界を舞台に活躍する川俣の作風は「制作プロセスそのもの」も作品であるということである。川俣の手がける大がかりなプロジェクトではアパートや公共空間に材木を張り巡らし、空間そのもののとらえ方を作品として見せているが、そこでは観客の動きまでもが作品のプロセスとなる。プロジェクトを実施するために作られる模型や平面レリーフもそうした意味でプランではなく一つ一つがそこに至るプロセスを抱えた作品だと言える。インスタレーションという手法をいち早くとりいれた川俣だが、最近個別作品の人気も高まっている。

 

作品番号 :
B9
タイトル :

石巻タワー

 

制作年 :
2022
川俣正は、1982年にベネチアビエンナーレに参加して以来、世界を舞台に活躍するアーティストです。制作プロセスや空間そのものの捉え方を作品として見せ、そこでは観客の動きまでもが作品のプロセスとなります。

「震災後の平坦な地に塔を組み立てる。空を目指して立つ塔のイメージは、ここに引き続き住む人たちの強い意志を反映するのではないかと思った。会期中、ずっと明かりが灯っている。公開制作にして、誰でもがこの制作を見ることができるようにする。このプロジェクトは、今回のフェスティバルから数年をかけて完成される」(川俣正