8月15日に無計画で行ったリボーンアートフェスが、実に素晴らしくてまた行ってしまった。
余談だが、8月15日に「うぉっちんみやぎ」という宮城県内の情報番組にインタビューされて、その模様が24日(土)にオンエアされていた。
この時の画像にタイトルをつけるなら、差し詰め「栗原からの客~42歳の誕生日・石巻・夏~」って感じだろうか笑。
さて、網地島。
石巻9時10分発のフェリーに乗る為に、栗原の自宅を6時50分に出発したのだが、8時半にはフェリー乗り場付近に到着してしまい、コンビにで朝食やらを調達した。
フェリー乗り場は、リボーン鑑賞と思われるお客さんがほとんどで手にはパンフレットを持っている。
フェリーが出発する。
揺れる、揺れる、子どもたちは、はしゃぐ、はしゃぐ。
山育ちの私は、芸術作品を見る前に、海のある景色全てに感動した。
島に着き、まだまだ真夏の空の下を歩く。
息子たちは途中歩くのを放棄し、おんぶや肩車をねだる。
ずっしりと両肩に12キロを乗せたまま、坂道や階段を走り回ってしまった、私もまだ若い。
作品群はどれも不思議な様相で、私たち家族を迎えてくれた。
当たり前だが、芸術は絵だけではない、光、そして光が連鎖した映像、音、音が連鎖した音楽。
単体的なものが連なって、ひとつのたくさんの可能性を問いかけてくる。
本当に「芸術とは無限である」と思った。
意地悪な私は芸術作品を鑑賞しながら、いろんなことも思った。
「売れる芸術家」と「そうでない芸術家」の違いは何か?
陸上競技のように数字で白黒はっきりつく世界ではないぶん、彼らの白黒は一体どうやってつくのだろう。
そもそも「売れる、売れない」、「白黒」で二分するのが邪道か。
もう一つの興味は、「網地島人口数百人の方々は、このアートフェスを歓迎しているのか」ということ。
島民の男性、女性1人ずつに話を聞いてみると、2人とも「誰も反対してる人なんていません」と、笑顔で話してくれた。
全員フェリーで来るわけだし交通渋滞も発生しない。
島にスーパーやコンビにも無いので、ゴミのポイ捨ても私の目につく範囲では全く無かった。
島民は迷惑していないようだ。
今回島内での移動手段は、徒歩とバス。
そして本島に戻るにはフェリーのみと、時間に追われる旅だった。
もっとゆっくり回れたはずが、とにかく時間ばかり気にしてしまって、芸術鑑賞がおろそかになった気がする。
スタンプラリーも、まだまだ回っていないエリアがある。
9月末までに、全箇所回りたい、今度はゆっくり。
次回は、泊まりで行こうか。
それにしても夏らしい、汗をかくのが好きな私には、いい天気だった。
<2020年1月12日追記>
私にとって2019年の最高の家族の思い出は、この日でした。