多義性を持ち生まれ変わったマテリアル
ボイルド空想(マテリアルのユーレイ/⽯巻)#1、#2、#3、#4
金氏徹平 / TEPPEI KANEUJI
京都生まれのアーティスト金氏徹平は、身のまわりの事物を素材にし、切り取ったり組み合わせたりすることで、既存の文脈を読み替えるコラージュ的な手法で制作を続けています。
「この地域では壊れた建物や道路などの破片と、これからつくられる建物や道路の素材をいろいろな状態で目にします。それらを使って、壊れることとつくること、意味と無意味、設置と放置、聖と俗、それらが同時に起こっているような状態をつくっています。手に取れる物質でできたユーレイや、溶けるまでのタイムスケールが違う雪だるまのような」(金氏徹平)
- 桃浦エリア
- 制作年:2017
- 作品の場所:旧荻浜小学校
- 駐車場あり